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ハイク,BCクロカンの探求 -森と雪を求めて-

自分でも読みたくなるような山歩きと旅と道具分析のブログを書きたいと思ってます。1泊森Hiking,BCクロカンを行く。メインは尾瀬、奥秩父。instagram風景・道具 /Twitter短文分析: mtnirvash6666


by nirvash
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トレランシューズの劣化経過 C-lite2.0をケースとして その1

この記事では、La Sportiva/Clite2.0の使用状況による劣化具合から、どのような素材がどのくらい持つのかを記録して次の購買へつなげていきたいと思います。

1.靴の特性
足型としては、踵深め、中足・前足ともに標準幅だが、2重生地で伸びが少ない分、甲周りや踵にタイトにホールドよく感じる。
ソールの硬さは軽登山靴並みで、ロードを走るならローリングさせて行く方が楽である。
・アッパーが2重による伸びにくさが、中足部分のブレを防ぐことで、指の当たり擦れの痛みを緩和し、地面に伝える反発力を最大化する

メリット
・アッパーが2獣のため砂や泥が入る量が少ない。乾いた状態であれば入ったとしたらかかとくらいかと思う。
・inov8ほどでないが岩で滑りにくいアウトソール
・ロードを歩くときも負担が少なく感じる柔らかいクッション性(ソールの屈曲自体は弱め。HOKA程ふわっとしたクッションではない)
・ロードを走るには屈曲性が少ないため快適ではないが、その硬さで山ではねじれ・ブレを抑えることができる
つまり、岩場、ガレ場などテクニカルな急な下りでブレずに安定して指もあたりにくく、重心が体の前に来るような下手な着地でもクッションで足への衝撃も和らげるモデルだ。

デメリット
・2重生地で防風し保温性も高いので夏はよく蒸れる
・踵のプレートが硬いので背屈をよくする急斜面を長時間だと踵ずれになりやすい
・シューレースが隠されているのでゲイターの爪がかけられない

2.使用状況
この靴は1泊以上の登山のみにて積雪期含めて使用しました。日帰り登山では使用していないので頻度としては少ないほうかと思います。日帰りで3回くらい使ったので使用回数は7回ということにします。すべてヤマレコに記録しているわけではありません。
・2014/11/10晩秋の奥鬼怒川温泉~尾瀬沼~檜枝岐 2泊 木道で水没
・2015/12/7初冬の前鬼口~釈迦ヶ岳~八経ヶ岳~山上ヶ岳~吉野 2泊 雪で冷えた、小指痛み
・2016/5/5晩秋の秩父川又~雁坂峠~飛龍権現~のめこい湯 1泊 急登による踵の靴ずれ、小指痛み
・2016/10/24秋の屋久島永田~宮之浦岳~縄文杉~荒川口 1泊 水没と小指痛み、足の裏に砂利がささってた、バイ菌で痛む


3.劣化状態
それぞれの劣化部分を上げる。
アウトソール・・表面がささくれだっている。まだ濡れた苔でなければ十分グリップする(むしろ起毛して表面積が増えれば強化されるほど)。プロネーションは強いが小趾の内側が多く削れてまっすぐ足を背屈しにくいのでサピネーションの努力もみられる。残念ながら相殺されるわけでなく、最初はサピネーションを意識して、疲れてくると一方的にプロネーションして痛みがでる結果のパターンである。
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ミッドソール・・右足のプロネーションがひどいせいで、右踵のクッションは顕著に沈みこんでつぶされている。踵外側が削れているので脚が内側に倒れていることが少しわかる。

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アッパー・・・つま先を曲げたときトーガードの端があたりアッパーが薄くなっている
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シューズ内張り・踵・・・スーパーフィートカーボンのプレートでインナーが裂け、そこにシダスのインソールが間を広げた形となった。
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つま先・・異常なし
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この段階だと普通は処分行きの方も多いと思います。
自分にとってはまだまだグリップも、ブレの少なさも評価はできます。

なのでさらに2足追加で買ったのですが、その後オーバーナイト登山ハイクで使ってきて小指が当たる前足幅だと痛いほど感じたので、売却処分した次第です。中足幅が標準的になってきて履けるようになったのでAltra/LonePeak3.0をしばらく使ってみるつもりです。

後継モデルも2016年を最後に廃番となり、CrossOver GTXがスノーカバーとメンブレンを除けば同じ素材構成。アッパーは2重ではないので甲まわりのフィットはちがいますが履き心地が近いのはMutantということになります。




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by Mtgearandwear | 2017-01-04 00:08 | ギアレビュー分析 | Comments(0)