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ハイク,BCクロカンの研究 -森と雪を求めて-

自分でも読みたくなる山歩きと旅と道具分析のブログを書きます。1泊森Hiking,BCクロカンを行く。メインは尾瀬、奥秩父。instagram風景・道具 /Twitter短文分析: mtnirvash6666


by nirvash
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屋久島永田岳Day1,2 2016/10/24-25

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別に絶対行きたい!というほどの気持ちを持っていたわけではなかった。
秩父でも原生林風な苔むした風景は見ていたし。でも時間が取れたら、紅葉の終わりかけた熊のいる東北に行けない今、いくとしたら九州。。しかし、九州では久住が自分の中で一番だがいまいちパンチが足りない。。
ならば、いっそ島!屋久島という発想の転換があったような気がします。


交通費・滞在費のコスト減・・高速バス、飛行機、レンタカー、民宿

資格試験に集中していたので、55日前予約でANAの朝6:40発の便を11000円程度で押さえる程度で終わってた準備が猛烈に始まり。
天気予報に一喜一憂し何度のプランを練り直し、最安値を狙いましたが結果的には4万円の損失が出て、帰りの便は最初から2万円の変更可能程度な割引のチケットにしておけばよかったという結論に至りました。

まずはスピードと値段のバランスで言えば、飛行機で鹿児島に行くのが一番いい。新幹線7時間や、高速バスで福岡+新幹線は時間がかかり高い。鹿児島まで1万円でいけてしまう飛行機にはそれでも欠点があり、屋久島空港への乗り継ぎが20分しかないので「通常20分前に搭乗手続きを済ます」というのができなくなる危険があるんだよね(今回はさすがに試せなかった)。しかたないので、50分1250円かけて鹿児島港までバスで行き、これまた3時間7000円程度の高速船で屋久島に渡るのだ。。酔い止めを飛行機も船も飲まないと危険なので、副作用で終始夢うつつ眠かった。。

民宿などは事前に予約していない。電話さえ使えれば当日予約できるからだ。でも本当は宿泊施設は無断キャンセルでなければ料金はかからないので、気楽に予約できる。直前の飛行機は70%、レンタカーは30%のキャンセル料がかかるが。

当初プラン
1日目 鹿児島空港→天文館のビジホ泊
2日目 鹿児島港→宮之浦港→南屋久で宿泊
3,4日目 登山:尾之間歩道→淀川小屋→宮之浦岳→花山歩道
5日目 鹿児島本土→夜行バスで大分駅→別府駅→長者ヶ原登山口→法華院山荘宿泊
6日目 久住登山
7日目 長者ヶ原→福岡空港→帰還

実際のプラン
1日目 鹿児島空港→鹿児島港→安房港→永田バス停→牧旅館泊
2日目 登山 永田→鹿之沢小屋宿泊→
3日目 永田岳宮之浦岳→縄文杉→荒川口→安房→尾之間温泉→平内入口バス停→屋久島サウスビレッジ
4日目 栗生往復サイクリング→サウスビレッジ→宮之浦港→指宿港→民宿良宿泊
5日目 JR指宿枕崎線で鹿児島中央→路面電車で天文館バス停→郵便局止め受取→鹿児島空港→羽田空港

空港にて

家の近くからの高速バスは遅れる可能性がゼロではないため、念のため空港に泊まって飛行機に乗ることにした。国内線のなかにいたら閉館するということで、国際線ターミナルを紹介してもらった。寝られるチェアが多く、たくさんの外国人が寝ている様はテンションが上がってくる!が2Fの奥の方は空いていたので携帯をしまい、雑魚寝した。一応寝ていたようで、5時と早いうちから動いている連絡バスで再び、国内線ターミナルに戻る。国内線も混んでいるというほどではない。23区に住んでいる人なら十分朝一の便には間に合うんだろうね。

羽田空港国内線第2ターミナルの便が掲示。家から朝の高速バスで来ることも考え、2番手6:40発鹿児島行きを予約。ANAではお茶かコーヒーを頂けるし販売も少しあった気がした。帰りのスカイマークはLCCでもちろんない。ANAもスカイマークも機械で搭乗手続きが済ませられるので、持ち物検査の列に並べばよい。行きの羽田では何も引っかからなかったが、帰りの鹿児島空港では液体物と水筒を見せるようにいわれ、アルコールの入ったソフトボトルも念のため出した。消毒用と申し出てて、臭いをチェックしてからOKとなった。

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飛行機に乗る直前にも、iPhone walletアプリのチケットQRコード画面をタッチして搭乗した。機体の振動は離陸後も大量の雲との摩擦により収まらない。湾岸や富士山やアルプスやらを眺めながら本土が見える程度のラインを飛んでいく。途中で寝たのでいつ鹿児島へ方向を変えるか、行きも帰りも見ていない。
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鹿児島港 高速船ターミナルにて

鹿児島空港では、鹿児島港への連絡バスへすぐさま乗りたかったがチケットを勝手からだというので一本見送る。。10分後にあるからいいんだが。変えるときに乗ったときは普通に現金前払いで乗れたんですが!?

先に鹿児島駅中央駅前のビルに停車してから、また戻って高速船ターミナルバス停着いたらまだ時間があるので、乗り物酔いしやすい自分には危険な豚骨ラーメンを食べた。あっさりうまいスープとコシほどほどな麺で食べやすかった。隙間時間でささっと出たのでメガネを忘れてしまって、女将さんが走って船まで届けてくれた。しょっぱなから人情を感じてテンションアップ。しかし、船中では酔い止め効果で眠る。。。景色も飛行機が着陸できないレベルの荒天で何も見えない。。行きも帰りも見てないから桜島って何?

高速船の安房行きは、メインの町である宮之浦港を経由すると勝手に思っていたが、普通に安房終点。

安房地区

港から豪雨のなか10分くらい歩いて「かもがわ」に来た。日曜日なので食事処はモスバーガーしかあいておらず、土砂降りの雨をやっと避けて民宿を探す。素泊まり設定がHPに載っていた牧旅館に電話すると、名前も聞かずにOKと電話終了。やはり、屋久島は混んでいるほどでもない。
実は、1,2日目は雨と曇りで天気が微妙だったので、1日目は鹿児島の予定だったが、2日目が晴れ予報に前日変わったので、スタンバイするために1日目から屋久島入りした。
安房港からレストランが集合してる場所へ登って下る。県道前に森林管理署もあった。このときは船疲れで気にならなかった。

さて、レンコンチキンバーガーとテリヤキで2回目の昼ごはん。永田歩道、花山歩道、尾の間歩道、湯泊歩道の候補があった。このときはなんとなくマイナーな永田歩道に決め、前泊も永田に決めたのは宿泊する場所が、尾の間はホテルしかなく割高でいやなイメージ。というか家で詳しく調べたが、尾の間からも少し離れた4200円の農家民宿くらいしかやすいところはなかったので、正解だったかな。栗生は民宿ぽんかんがあるが登山口まで4時間歩く。早朝ならありかもしれない。

上屋久地区

登山飯の準備は本当は安房のスーパーで済ませたほうが時間短縮だが、上屋久の町に行ってみた。
まず地味さが好感な「屋久島ふるさと市場 島の恵み館」でとびうおの姿揚げ、とびうお出しのかけうどんを食べた。姿揚げは香ばしく羽も食べれたし、身もあっさりと食べやすい。うどんはコシが少しあって出しもなかなかおいしい。特にとびうおか何か?のさつま揚げは魚のうまみが出てうまかった。あとで食べた、骨もけっこう入ってたスーパーのや空港のチーズさつま揚げは普通だった。
あと、スポーツ・登山用品のナカガワスポーツも行ってみた。屋久鹿ジャーキーが気になったが好みでなかった。事前にアルコール燃料があると聞いていたが、実際は売り切れていた。ジェル、アルファ米などの食べ物、オリジナルのヤクシマTシャツ、モンベルやミズノなどのレインウェア・フリース類、クッカー、テント、登山靴なども置いていた。そこかしこの商店でも売ってるサンダル ギョサンや陸上競技用シューズなども置いている。
スーパーヤクデンで、食パン、ウィンナー、ハム、ダース(チョコ)、ミニりんごクリームパン、キャベツ千切りパック、CCレモンスポーツを購入。1400円ほど。生野菜は高いので買わず。たとえばきゅうり2本で258円。

宮之浦港入り口から、バスの本数は2時間に一本で16時ごろにそうそうに宿に向かうとする。

永田地区

饒舌なバスの運転手さんと話しながら(トレランする人が前にも来たとか)あっという間に、永田終点手前で降りて牧旅館へ。食事処のじゃらい亭の前を通ったらしいが民家に思い気づけなかった。ピンポンで女将さんと山に行くことを話すと交番で登山届けをするように言われ、送ってもらえることに。その前に部屋に行くとふとんがしいてあった。冷蔵庫は廊下にあるので共用である。部屋はありが列をなして移動していたので、殺虫スプレーを借りてたたきこむ。部屋は暑くも寒くもない温度であった。
車で行くほどでもない距離の交番では、最近この島に赴任になった方に死亡事故があったことを聞いた。
永田歩道に関しては、福岡の常連さんがピンクテープをつけてくれているのでとりあえずそれで行けると女将さんには聞いていた。
明日の朝飯を調達しに、徒歩5分のまるそう石油店(ガソリンスタンド)に隣接するコンビ二という名の商店へ。あんぱん的なの2つと冷蔵してないミルクコーヒーを買った(なぜかコーヒーはまずかった)。サーファー風なおっちゃんはバンガローを新設したいと行っていた。一番静かな集落 永田でありなのか?
地方に来たら普段は見ないテレビを見る。テレビは特に九州らしい番組はなかったが、恵としあきに九州出身という表示を入れるあたりアレンジしているのかなと思った。
2人は入れるくらいのお風呂に入り(脱衣所は鍵がかかる)、スーパーで買っておいた巻き寿司を食べて、8時に就寝した。



2日目
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4:15ごろ牧旅館を出発

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永田川の橋を渡って道しるべ。ガソリンスタンド裏の南にある舗装路を歩いていく。傘を差す小雨だが、歩き始めたら不安は消し飛ぶ。しかし、蒸し暑い。。すぐに電灯もなくなってヘッドライトのみで照らす。やたら早朝なのに明るい家が途中で現れたりした。分岐が出てきて若干不安な林道を行く。珍しく渡った先にすぐ本物の登山口道標が出た。入り口は下草が生えていて、引き締まる。


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日が出てくるまで本当は6:30かな?時間がかかるので飛ばす。道形は薄めだが、歩きやすい。

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休憩所と名のついた場所や水場の照合はできなかったが、この看板の後に稜線直下にもかかわらず豊富な沢が出てくる。八井の鼻の直下の看板。標高的には地図上の岳の辻とは違う場所である。この写真の地点まで飛ばしたが、ひたすらに尾根歩きと左右のトラバースで4時間はかかっている。

びしょ濡れ+ヒルたくさん
下記の写真からもわかるが、稜線にあがると日当たりがよく木々が道にせり出している。そして、屋久島は湿度が高く、朝露でびっしょり濡れている。愚かにも、レインウェアを着なくてもすぐに終わるだろうと思っていた藪は2時間以上続き、ウィンドシェル、Tシャツ、パンツとびっしょり濡れてしまい冷えながらも登った。幸い少し日が差していたし、風もないので低体温症になるほどではなかった。
一番、きぜわしく気を使ったのが、すぐに登ってくるヒルたちだ。足を見ながら歩いていても、踏んだ瞬間にくっついて登ってくるのが見える早さだ。最初は違和感でお腹をみたら「いた」。こんな上に?!そしてウィンドシェルを着た。傷みはないが、15分に一回くらい靴下をめくるとそこに「いた」。5ヶ月ぶりの8時間以上の登山で+ヒルストレスで疲労困憊し、鹿の沢小屋に着いたのが12時だったのに、自分の中で一日は既に終わった。

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宮之浦岳に登るのに岩屋に登ったと女将さんが言っていた。これのことかもしれない。

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多少、くぐる倒木はあるが難儀はしない。この倒木も巻ける。

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桃平。北側にきれいな白い大岩がある。

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第1の渡渉地点。大岩の上を歩いていける。ロープはあるが大雨の当日は行けるが微妙。稜線直下にしてこの水量。

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第2の渡渉地点。こっちは靴を脱ぐしかない。石畳が沈んでいる。
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この屋久島でみたなかで一番心打たれた情景である。2番目は栗生の浜である。1500mの稜線直下にある風景とは思えない。

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教育的な看板はあるがその木がどれなのかよくわからない。近くにあるものとは限らない。

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突如、ぼっとん便所出現。

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しかのさわ小屋到着。見てのとおり扉が壊れているので、傘を細引きで固定して立てかけて風のとおりを減らすくらいしかなかった。スズメバチが窓をたたいたり、中に入ってくるので、花山歩道方面に30秒歩くとある原っぱに張ったほうが安心できたなー。

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小屋横のトイレ


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ちょっと偵察に稜線にあがる。別☆世界。

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逃げないヤクシカ。少し眠そうな顔をしている顔でホンシュウとは違うね。

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この先も少し急登。永田岳はまだまだある。今日はこのくらいにしといてやるぜ!

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ガスが晴れた永田集落。雨の日の次だから島全体が雲に覆われている。

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伊豆でもみたのが途中にあった。

トランギアのパン
肉をフライパンで焼くという嗜好を入れた今回。オリーブオイルで食パンを、ウィンナーとハムをそのまま焼き続けた。底が並々してるせいなのか焦げ付かず、熱伝導も早いので割と早く火が通った。アルコールストーブなので本燃焼になってもほっておくだけ。
そして、キャベツを炒めた上に「にしきや」のレトルトインドカレー ラッサムをかけて、炊いた米とともに食べた。

夕食
白米
キャベツのラッサム
食パン4枚
ウィンナー6本
ハム3枚1パック

続く。







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by Mtgearandwear | 2016-11-09 14:55 | 一泊山行紀行 | Comments(0)