ブログトップ

ハイク,BCクロカンの研究 -森と雪を求めて-

自分でも読みたくなる山歩きと旅と道具分析のブログを書きます。1泊森Hiking,BCクロカンを行く。メインは尾瀬、奥秩父。instagram風景・道具 /Twitter短文分析: mtnirvash6666


by nirvash
プロフィールを見る
画像一覧

登山パンツ談義

c0341290_17424343.png
ズボンの分類と注目してる商品の紹介

1.ナイロンの伸びないパンツ
薄くて軽いので乾きが早いので夏は一番使いやすい生地。伸びないので大腿を太くするか、立体裁断が入ったものが疲れにくい。ウィンドシェルパンツは強度が弱いので着替えや下山後、就寝時が望ましいが、ちょっと寒いとき程度なら役に立つ。

2.ポリウレタンの混ざったストレッチパンツ
伸びて動きやすいが、汗を吸って重くなり水の幕を作るので蒸れやすい。例えば、一番伸びるNorth face/Verb Pant のように春や秋に最適な物が多い。。OR/Felossi Pantように薄い生地で作れば夏でも使いやすい。夏のハイク、冬のトレランや防寒用にnorth face/ Verb light Pant, Verb Light Runnning Long Pantが秀逸。秋冬2000mならVerb Pantやめっちゃ細いAlpine Light Pantが便利かな。

3.ジップオフパンツ
一石二鳥で夏の奥多摩もアルプス、残雪期となんでもござれで大好きなパターン。Montane/テラアルパインコンバーチブルパンツなんていう厳冬期も使えそうなものも稀にあるが、基本3シーズン仕様。
ナイロンで乾きやすい、パタゴニア/GⅢZip OFF Pantが市販で一番動きやすく12000円と安い。ジッパーの位置が股下7inchくらいの短めが干渉せず足上げもよい。コロンビアのように逆に膝のちょい上で長めのやつも足上げに干渉しないが、涼しさは失われる。ハイカーズデポのスルーハイカーパンツが丈を詰める必要もなく使いやすいが、ももポケットの位置と開けやすさはパタゴニアの方がいい。それだけGⅢは完成している。
ストレッチので動きやすく薄いのははOR/Felossi Pantのかパタゴニア Tribune Zip Off Pant があるがこの2つは外付けベルトタイプなのでウエストをぴったり合わせなければならず、ももが細い作りなので、ウエストに合わせると動きにくくなってしまうのでウエスト74cmでもも少し太めの自分に合わなかった。

4.厳冬向けソフトシェル
-5〜-10度を想定すると濡れにくさ、防風とタイツの上に重ねられる余裕で、Polartec Power Shield ,Power Shield Proが使いやすい。伸びる生地と8割型風を通さないのでArc'teryx/Gamma AR Pant, Psyphon SV Pant, Patagonia/ Alpine Guide Pant ,North Face/Alpine Pant、Rab/Calibre Pant,Exodus Pant 吹雪まで想定し濡れも完全にブロックしたいならPatagonia/ Kniferidge Pant。
山と道からもPower Shieldの冬用パンツが2016冬出る予定だ。
なお、サスペンダー式の方が圧迫感がなく、ラッセル時に雪が入りにくいので楽であるが、下山後はサスを取るとロールアップしないと裾が地面に着く。裾上げが必要だ。

5.防水パンツ
下半身は冷えを感じにくいので、薄い2.5層のレインパンツでもなんとかなるが、悪天候でも行かなきゃならないならストームクルザークラスのパンツでもいいだろう。夏の低山で冷えないとわかっていたり、厳冬期において雨が降らないとわかるエリアならバーサライトパンツで保険としよう。積極的ラッセル希望ならPatagonia/Super Alpine Bibがいいかも。モンベルのアルパインビブは水を吸って重くなる、織り密度が高くないナイロンなのでexpensiveなものは濡れが命に関わる場所に行く場合、意味があるだろう。
トレランハイク的にはバーサライトで小さくまとめるか、冷えやすいから着たい人にはNorthFace/Strike Pantが蒸れにくくていい。結局蒸れてすぐ脱ぎたくなるし、脱がなきゃ汗かいて疲れるのだから、Neoshell Pantより勝手がよさそうだ。寿命は短いかもだが。防寒的には生地少し厚めのストクルやOMM カムレイカなど寝るときにいいだろう。タイツを持って行くならバーサライトでも結構暖かい。


6.ハードシェル・オーバーパンツ
モンベル/ライトアルパインパンツはフルジッパーで着脱簡単で300g程度で、Goretex Proで透湿性も高い。稜線で風に吹かれたときに持ってこいだ。もしくは廃盤のPatagonia/Torrentshell Stretch Pantもフルジッパー2.5層だ。


6.インサレーションパンツ
稜線で寒い、もしくは歩きはじめだけ寒いときのために着脱しやすいパンツであり、テントの中で暖かく寝るためであり、下山後にハードシェルパンツの代わりに履くパンツである。最軽量コンパクトなのは、モンベル/サーマラップパンツだが、着脱は厳しい。

フルジッパーなのは、廃盤のPrimaloft Gold 100g厚Patagonia/Das Pant。Mountain Equipment/ Compressor Pant, Compressor 3/4 Pantこの2つがPrimaloft Gold 40g厚と最軽量。しっかり目の生地のThermalQ80g厚のMountain Hardware/ Compressor Pant,耐水のOR/ネオプルームパンツはフルジッパーでPrimaloft Silver60g,膝周り40gの中綿入りで値段も最安値の部類。もちろん、Gamma AR PANTのようなソフトシェルパンツで十分な冷えや風なら、ハードシェル不要で下山後用も就寝用のも要らないだろうが。

7.フリースパンツ
厳冬期登山、スキーで一番フィット感がよく、ハードシェル・ソフトシェルパンツの下でごろつきにくく動きやすいのが表面が滑りやすいフリースパンツである。例を挙げるなら
Mammut/Denali Pant ストレッチパワストプロ素材でタイトなので、肌にぴったりしてパンツとの干渉材になってくれる
Monbell/トレールアクションパンツ
少しゆとりのあるポリウレタンストレッチタイツ。パンツとしてもかろうじていける。タイトにしたければW'sも選択肢に入る。

個別私物レビュー
Patagonia/GiⅢ Zip Off Pant 172cm61kgウエスト74cm Sサイズ
足上げがよく、一番使い勝手がよい3シーズンパンツ。残雪期は少し朝寒いのでTribune Zip Off pantで、ハイクアップ時にジップオフして体温調節できる。

Wild Things×hikers depot スルーハイカーパンツ2014年版 Sサイズだが動きやすさ重視でMサイズ
GⅢパンツと比べて少し細いパンツで、足上げが同率一位で良い。丈つめをしなくて良い点はこちらがいいが、ジッパーのすべりと色の選択肢を含めると使い勝手はパタゴニアの方が良い。2015年版はさらに太目のデザインで丈も少し長くしている。完全山用である。

Arcteryx/ Gamma AR Pant
残雪期~厳冬期に使える8割防風のお安い中厚パンツ。タイツなしで気温-5度で使えるし、寒くない。むしろ5度くらいだと暑いかも。-10℃だとシルクのタイツをはいたりしてます。残雪期に濡れた雪の上に座っていると、さすがにパンツが湿ってくるが、パウダー時期なら問題なし。スキーで転んでも座るほど倒れてなければ濡れない。単体で立体裁断+ストレッチで動きやすさダントツで濡れににくいので、シルエットもきれいなのでハードシェルパンツなんてもっていかずにずっとこれで旅館も街も山のなかも歩いています。(バックアップにVersalite Pant)

The North Face/ Sharpend Convertible Pant Lサイズ着用
eVentと同等の透湿性をもつ細身の軽防水3層のお安いパンツ。耐水5000m相当。アルプスの稜線で雨に降られるともれなく風も吹いてきて少し寒い。上半身と違い蒸れる瞬間がなかった。裏地がすべりやすくうごきやすいがLサイズにすることでさらにアップし、蒸れ感だけでなくべたつき感は皆無。その快適さゆえに悪天候で暖かくなれないのにもかかわらず、いつもアルプスにもって行ってしまう。
ベンチレーション不要の透湿性でコンバーチブルの必要性があまりないが、予備の短パンとしての道を残している。

montbell/Versalite Pant Sサイズ
最軽量の90gで手の中に隠せるコンパクト防水パンツ。ちゃんと蒸れてくれるので悪天候のとき安心だが、べたついて歩きにくいのではきたくないというかはいたこともない。エマージェンシーグッズにひとつ。

[PR]
by Mtgearandwear | 2015-08-24 14:32 | ウェアレビュー分析 | Comments(0)